「学び場づくり」連続講座

『「助けて」を言えない子ども達 気付かない大人達』

20189月23日(日)13301630 東京未来大学こどもみらい園

もしもタイムマシンがあったとしたら、僕が小学4年生だったころに行って、当時、誰にも打ち明けられなかった辛い思いを親に説明したいです。それは、親を責めたりしたいわけでは決してなくて、そのまま気付かずにいると、小学生の僕が自ら命を手放そうとするまでに追い詰められるからです。

そして、過去の自分だけではなく、今までの全国の色んな子達からお手紙やメールを受け取ってきまして、様々な辛い状況で必死にひとり耐えている子が沢山いることを知りました。

 今なら説明できることが沢山あります。過去の我が家には戻れませんが、今現在子どものそばにいる大人の方々に、僕自身の体験や様々な状況で苦しんでいる子ども達の話を通して、未然に悲劇を防ぐ手がかりをお届けできたらと考えています。

 

 

ホルンさんのお話

■「たすけて」と周りに悩みを打ち明けることは簡単な事ではない

■周りの大人が問題行動だと子どもを否定しがちな行動はSOS

■心の中で無意識に叫んでいた「愛されたい」「必要とされたい」「居場所が欲しい」

■全国の子ども達から受け取ったメッセージを元に作った曲の弾き語り

「おかえり」「be alive」「ココに居ていいですか?」「子どもが親に訴えたい10のこと」「メッセージ」

 

【参加者感想】

自分自身が「たすけて」と言えない子どもだった。そして、そんな子どもの部分をかかえたままに子育てに入った。不安や心細さを奥底に秘めたままの子育ては、子どもにも感染させてしまっていた様に思う。追いつめるような言葉もたくさんあったのだと思う。色々なことが重なってたけれども、小学生の時に周りに「ここに居てもいいですか?」の様なことを心の中に抱いていたように思われることがあった。ノートの片すみに「自殺?」なんて言葉を見つけたこともあった。だからか、悠々ホルンさんの歌を聴くといつも涙が流れだす。

自分も変わってこれたし、子どもも変わって来た。

これからも色々あっても、楽しく生きていきたい。


7月のソーシャルスタンドの「自死遺族」の方のお話を聞く会でホルンさんにお会いして、どうして自殺することまで追いつめられる状況に至ったのかが気になっていたので、今日はそのことをお聞きする貴重な機会になりました。また、たおさん(?)なおさん(?)(聞きとれなくてごめんなさい)がご自身の体験を話してくださって、こちらのお話をお聞きすることも貴重な機会になりました。


私の母の言動は、ホルンさんのお父さんと似ている感じでした。大人になった今でも、思い出したくないのにいろいろなことを思い出してつらくなります。つらさを乗り越えて悩んでいるお子さんの支えとなる活動をなさってくださってありがとうございます。


今日は子どものSOSについてホルンさんが話してくださって、とても感動しました。また実際に体験された方の体験談も聞くことができて良かったです。ありがとうございました。


動画でホルンさんを知りました。私も幼い頃から「いい子」を演じて過ごしてきました。(勉強は何の為?)「居場所」「捨てられない為」)はまさに幼少期~今に至るまでの私の気持ちを代弁してくれる歌です。初めてホルンさんにお会いできてとても嬉しかったです。近いうちに手紙を書きます。


出口や逃げ場がどこにもないと思い込んでいく時がとても怖い。極限まで追い詰められなくていい雰囲気や場や関係性というのが、もっともっと生まれていってほしいなと思います。


ホルンさんの歌と言葉に、ひびく物、伝わる物が沢山ありました。1人の心の中では、もやもやして受け止め切れてない事もあったので、できれば質疑時間もあると良いと思いました。(皆からの意見も)

素敵な時間をありがとうございました。


とってもタメになる講演

アリガトウゴザイマシタ 


ホルンさんの歌は何回聴いても涙が出てしまいます。言葉に出して言えない子ども達の気持ちを、少しでも多くの大人が歌を通じて理解してほしいです。

また、ホルンさんの歌で自分の気持ちが代弁されている、と生きる希望をつなぐ子が沢山居ると思います。これからも歌い続けてください。

子供の命って、強い部分と、はかなく弱い部分と、まぜこぜな気がする。大人になってもあまり変わらないけど、どうして大人になるとなんとか生きてい行けるようになるのかなあ?子どももそうなると良いのに。

いつもありがとうございます。皆さんお疲れさまでした。


当事者の「たおさん」のお話がとても良かったです。ホルンさんとたおさんの対談形式で、たおさんのライフストーリーをもう少したどりながら、ホルンさんのメッセージを伝えるのもよいと思う。応援しています。


当事者の話を聞くことができたり、様々な環境や想いがあるということを知れました。これらのことを理解してくれない人はたくさんいるので、伝えていくことが大切だと感じましたし。このような公演に参加できてうれしいです。


今日、このホルンさんのお話を聞けて、本当に良かったです。

不登校の我が子達が、こんなことを考えていたんだと、あらためて気付くことができました。問題行動ととらえるか、心に何か辛いことを抱えているんじゃないか、こちらの対応一つで子供も救われるのではないかと思いました。

親にも聞かせたいなと思いました。神奈川県でも開催してほしいです。

本当に今日はありがとうございました。


高2の不登校の息子をもつ母です。息子もずっとがまんしていました。

私が教員で忙しくしていたので、ずっとおとなしい子どもでいました。保育園学童とずっと人任せな子育てをしていた親の為に、1人で親の帰りを待ち我慢してくれていました。小5から腹痛頭痛で休みがちになり、中1の秋から完全に不登校になったのです。そして中3、食事もとれなくなり、やせ細ってしまいました。

そこでやっと母は気づき仕事をやめました。

まさか我が子が不登校なんて、と思っていましたが、そこでやっとほったらかしにしていた親が悪いのだ、愛が足りていなかったのだと気づきました。

今は食欲ももどり、週1でジムにも通っています。サポート校には行けてませんが、本人は「俺は学校に行ってる」と言ってます。15年間ずっとだまって我慢していた息子。「生きている意味がない」と言っていた息子に今は愛を注ぐことに専念しています。

親の愛の大切さを教えて下さったホルンさん

子どものけなげさを教えて下さったホルンさんに感謝します。

自分の話をしてくれた彼女にも“ありがとう”


ありがとうございました

直接の声(ホルンさんに手紙を出した方)をきけたのが一番心に響きました。

「問題行動」という結果を別の新しい視点で見ていくよう心掛けていきます。


悠々ホルンさん、もう少し近寄りがたい方なのかなという印象があったのですが、とてもオープンでわかりやすくフレンドリーにお話される方だということが伝わってきました。

つらい内容もあったのですが、涙なくお話を聴けたので悠々ホルンさんの明快で力強い語りによるのかなと思いました。

私自身も自分の子供や職場で接している生徒たちから生きづらさやSOSを日々受け取っています。

愛情が伝わるように、その存在が大切でいとおしいと感じていることをわかってもらえるように、日々接していきたいと思います。

またイベントに参加したいです


息子小6が不登校中です。2年生からの不登校で、途中行けた1年間もありましたが、今思うとおどしていかせてしまったようです。2度目の不登校の今、息子は気持ちを話してくれることが以前より増えました。今は「そうだったんだね」と受け止めることだけをするようにできるようになった私。以前は「そんなこと言ってはダメ」と答える母でした。今でも「死にたくなる」とぼやいてくれる息子。そこまで言葉にしてくれる息子にありがたいと感じていましたが、今でもそういう気持ちを言葉にするまでには、言おうかどうか、かっとうしているんだなと、ホルンさんのお話を聞いて気付けました。そういう息子の勇気をこれからも気付けるように心がけていきたいです。

本日は本当にありがとうございました


ホルンさんのお話はもちろん、何度聴いても泣けてくるホルンさんの歌、たお君のお話

データなどにもとづいたお話よりも、一番心に響きます

「おとな達は知らずに過ごしていてごめんね」という気持ちになってしまします

その為にもホルンさんやホルンさんに励まされてきた子達は、同じような子達の代弁者になってほしいです。


私自身が4歳の頃から中3まで、いじめ(無視、暴力、「死ね」「汚い」などの言葉、レイプまがいなど)、親の無関心、からの自己否定が乗り越えられないまま大人になり現在に至っています。最近やっとその道程を歩いてきた自分を少しずつ受け入れるような活動を始めています。ホルンさんの「もしもタイムマシンがあったら・・・その時の辛い想いを親に説明したい」との言葉にひかれ(まさに自分が今までずっと背負ってきた想いだったので)今日は、その時の自分を迎えに行ってだきしめてあげようという思いで参加しました。

私が皆に言いたかった事を「軽い気持ち」でいえる、そして今悩んでいる大人達にホルンさんが伝えて下さったことで、気持ちがすくわれて、幼く辛かった自分を迎えに行けました。

ありがとうございました。(胸が苦しい場面が何度もありましたが)

ホルンさんの曲は、どれも幼い時から気づけた時までの、自分の気持ちに気づけた清々しい気持ちいが入っており、かつ、今苦しんでいる人達に伝えたい気持ちが風のような曲調に言葉がのせられている唄だと思いました。

これからも頑張ってください。

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